実名ブログはまだマイナー

Japan.internet.comBlog 定期リサーチ(25):2006年5月26日――「Blog は匿名で作成」9割以上 によると、私のように実名でブログを書いているのはまだまだマイナーなようだ。

Blog において自分の「実名」を公開している人は、わずかに6.62%。「匿名」で運営している93.38%を大きく下回る結果となった。理由としては「本名を公開するのは怖い」「身近な人に知られたくない」といった内容が多い。

確かに、ネットストーカーというようなものもあるので、本名を公開するのにためらうのは理解できる。コメントやトラックバックで否定的なことを書かれた場合の心理的なダメージも本名でブログを書いているときのほうが大きい。

逆に、本名で書いた場合に得られるものは何だろうか。昔の知り合いと再開できるなどもあるだろうが、何と言っても、個を主張できるということにつきるのではないだろうか。草の根ジャーナリズム、市民ジャーナリズムなどを志向している人も本名をあかすケースが多い。

私の場合は本名を名乗ることでネット上での緩やかなつながりというものを実感してみたかったというところか。まだ本名でブログを開始して、そんなにはたっていないが、この緩やかなつながり、確かに感じつつある。