IEでのスクリプトデバッグ

IEでのスクリプトデバッグ手法については、IEBlogのScripting Debugging in Internet Explorerに簡潔にまとめられている。自分のために要約しておこう。

デバッガの有効化

まず、この投稿では、Windows XP SP2より前とSP2とでのデバッグオプションを有効|無効にする方法の違いについて述べられている。[ツール]→[インターネットオプション]で[詳細設定]タブへ行くと、次の2つのオプションがある − 1) 「スクリプトのデバッグを使用しない (Internet Explorer)」と 2)「スクリプトのデバッグを使用しない (その他)」。SP2より前はこれが1つしかなく、IEとそれ以外とでの挙動を変えることができなかった。

スクリプトのデバッグを有効にすると、[表示]→[スクリプトデバッガ]オプションが表示されるようになる*1。このオプションからデバッガに入ることができる。また、スクリプト中のdebuggerステートメント(JavaScript)もしくはStopステートメント(VBScript*2)でデバッガに入ることもできる(=ブレークポイントを設けることができる)。

デバッガの種類

主に使われるデバッガは3つ。

  1. Microsoft Script Debugger
  2. Microsoft Script Editor(FrontPageについてくる)
  3. Visual Studio.net

デバッガの動作

How Script Debugging Worksにこれまた簡潔にまとめられている。

そのほかの情報

*1:IEは起動しなおすこと

*2:をクライアント側で使う人がいるとは思えないが。