早い者勝ちのID

メールアドレスやシステムへのログインアカウント名は、機械的に決められるとき以外は、自分で何らかの思い入れをもとに、自分の好みのIDにすることがほとんどだろう。逆に、思い入れが無いと、なかなか覚えられない。パスワードを忘れたならば、パスワードリマインダー機能などでどうにかなるものも、アカウント名まで忘れているとなると、どうにもならなかったり、なったとしてもとてつもない手間がかかったりすることも多い。なので、私は極力、自分である思い入れを持った名前をメールアドレスやアカウント名などにつけるようにしている。

さて、ITmedia BizID:取っておきたい、7つのWebサービスアカウントでは、自分の好きなIDで早めに取得しておくと良い、インターネット上のサービスを紹介している*1。その7つとは以下の通りだ。

  1. Skype
  2. Hotmail
  3. Gmail
  4. Yahoo!
  5. mixi ID
  6. VOX
  7. ドメイン

んー。意義異議あり!! (^_^);;;;

Hotmailって、自分が辞めたから言うのではないが、Webメールの中でも制約が多く、あまり便利ではないのではないだろうか。実質、Hotmailと同じになってしまう人が多いのかもしれないが、HotmailよりPassportのほうが適切ではないかと思う。

それと、mixi IDというのは何のことだろう。ログイン時に必要なメールアドレスのことか? それはmixiから発行されているのではないので、普通にメールアドレスと書けば良いように思う。なので、mixi IDがこの7つに入るべきものかどうか疑問。

それよりも、はてなのIDは早目に自分の好みのものを確保しておくほうが良いだろう。まだ派手な展開はしていないが、認証APIを公開しているなど、はてなのインフラを利用したシステムというのがほかの会社からも続々と出される可能性は秘めている。

以上をもとに、私が修正した7つは以下の通りだ。

  1. Skype
  2. Microsoft Passport
  3. Gmail
  4. Yahoo!
  5. はてな
  6. VOX
  7. ドメイン

さて、私はと言えば、自慢ではないが、オリジナルの7つでも、この改訂版でも、ドメイン以外はすべて保持している。でも、はてなを利用しているような人は同じく、ほぼ全部持っているのかも。

*1:Webサービスと書いてあるが、インターネット上のサービスと呼ぶほうが正確だろう。