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ソフトウェア業界における長時間労働について

ドワンゴ/ニワンゴの溝口さんのブログに昨日のパネルディスカッションについて書かれている。

パネル討論:キャリアへつなげる働き方@京都

私が8時間で退社させてしまう方針なのは、全員がハイパフォーマーなチームじゃないときに、ノーマルなひとがダラダラしてしまってパフォーマンスがさらに落ちてしまうことと、それに伴ってチームの士気も落ちるのを嫌うからです。具体的には、小野さんのエントリにあるような症状がチームに蔓延します。

この下に小野和俊氏のブログ「徹夜をしてはいけない理由」からの引用が掲載されているが、症状の深さを3つのレベルに分けて、組織への影響が言及されている。

なるほど。組織への影響とは気づかなかった。これは私が個人中心の勤務体系が尊重される会社にばかり勤めていたためかもしれない。

実は、ちょうど一年ほど前に「ワークライフバランス」について書いていた。これだ。

昨日は溝口さんの「強制的に8時間で帰すようにしている」というところのアンチテーゼを提示したかった*1ので、あえて、「長時間労働、何がいけないんですか?」と言ったが、もちろん効率良く仕事を終わらせるにこしたことはない。この一年前の投稿でも私が無条件に長時間労働を認めているのではないことはわかるだろう。特に、コメント欄で補足した次の言葉に私の気持ちがこめられていると思って欲しい。

ワークとライフのバランスをうまくとることは日本人はどうも苦手ですね。私も苦手です。日本では、家庭を犠牲にし、仕事を優先することを美徳とする文化が長いこと根付いていて、逆に仕事を犠牲にし、家庭を優先することは男として恥と思われていたと思います。この悪しき文化は徐々になくなっていると思いますが、会社や組織に依存するところも多く、まだ社会全般に広まるには至っていませんね。個人がもっと意識して変えていくのが大事でしょう。ただ、良いバランスというのは個人によって異なりますし、個人でも人生の時期によって異なります。たとえば、独身者の中には週末さえ自由になれば、平日は仕事に没頭したいという者もいます。多様性を認めることが最も大事かと思います。

また波紋を呼んでしまうかもしれないが、あえて刺激的な言い方をすると、

プロなんだから、自分でベストな結果を出せるワークスタイルぐらい考えろ

ということだ。

*1:パネルディスカッションではそのほうが面白いでしょ