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Windowsに未来はあるか

日経BPの記事「Windowsに未来はあるか」を読んだ。取り立てて目新しい指摘ではない。クライアント側にどれだけの処理をさせるかについて、マイクロソフトとユーザーの期待がずれているのではないかという問題提起だ。おおむね同意する。

マイクロソフトが提唱するSoftware plus Servicesというのは、いろんな側面があるようだ。正直、難しいことはわからない(というか、もうあんまり興味ない)のだが、単純に言うと「ソフトウェア(Windowsの上のソフトウェアなど)と(Web上の)サービスというのが、どちらかを選ぶものではなく、適切に融合するものだ」ということを謳っているのだろう。もっともだ。

まだ私が同社に在籍していた昨年春にCTOのRay OzzieがO'ReillyのEmerging Technology 2006でLive Clipboardを発表したときは本当にワクワクしたものだ。Live ClipboardとはPCとWebまたはWeb間で、Windows上で行うのと同じように、Copy/Cut & Pasteが行える技術だ。Ray OzzieがFirefoxを使ってデモしたのも驚きだったし、さらには仕様をCreative Commonsで公開するのも、マイクロソフトが変わりつつあることを感じさせた。

ところが、それから1年半も経つのに、Live Clipboardを使った製品もサービスもいっこうに現れてこない。このスピード感が極めて、Web 1.0的 ;-) だと思うのだが、どうだろう。

RIAとしてのSilverlightWPFを訴求するのも良いが、もっと新鮮味のある、これぞSoftware plus ServicesというWebとクライアントアプリケーションの連携を見せて欲しい。なんか、RIAって技術はすごいかもしれないけど、Breakthroughって感じじゃない。