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イライラするUAC

IT技術

CNET Japanの記事−MS:「VistaのUACはユーザーをいらいらさせるために搭載した」を読んだ。

そうかぁ。David CrossはPUM(Product Unit Manager)になったんだ。偉くなったもんだ。

こういう発言がメディアに出て、多くの人から非難されると、関係者だった私としては正直胸が痛くなってしまう。おそらく、Davidの本意は「いらいらさせる」というところに重きを置きたかったのではなく、「UACは重要な機能であり、そのためにサードパーティーと協力してユーザーの使い勝手を向上させるようにしたい」ということだったのではないかと思う。

ユーザーのイライラっていうのは基本的には外圧であり、それを使わなければいけないほどマイクロソフトの影響力が落ちているとは思わない。ベータ期間中であっても、どのくらいユーザーの使い勝手が落ちているかをデータとして提示することで、関係アプリケーションベンダーなどに働きかけはできただろう。

また、ベータ中にそれが実現できずに、結果として、リリース後にユーザーの使い勝手が落ちているとしても、このような言い方をされたらユーザーは良い気持ちがしない。

私自身はUACはセキュリティ上、非常に有効なものだと思っているし、利用者にもそれを理解してもらうことが重要と思う。その意味ではこの発言は逆効果だったろう。おそらく彼もこのような形でそこばかりがセンセーショナルに取り上げられるとは思っていなかったのではないだろうか。