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日テレの箱根駅伝Webアプリがステキ

箱根駅伝往路は予選会から勝ち上がった日体大が優勝した。私の母校の早稲田も1区の出遅れを徐々に取り戻し、最終的に2位となったが、その早大と、5区の途中まで先頭を走っていた、往路5連覇を狙う東洋大、それと日体大の3校が小涌谷前辺りで並ぶなど、見応えのあるレース展開だった。

テレビ局のWebサイトはスポーツイベントや選挙がある際には特設サイトを用意することが多いが、この箱根駅伝のサイトも毎年日本テレビが力を入れている。

昨年、日テレの箱根駅伝サイトにみるデータの可視化の重要性 で、地理情報にデータをマッピングし、可視化することによる魅力を説いたが、今年はさらにスマートフォン/タブレット対応で力を入れたWebアプリも用意されていた。AndroidやiOSアプリではない。Webアプリだ。

このWebアプリでは、地図上にランナーをマップする、「速報マップ」というメインの機能に加えて、区間ごとの見どころをまとめた「ダイジェスト動画」、それと「出場校&選手一覧」が同一のWebアプリ内から利用できるようになっている。

「速報マップ」では、先頭ランナーを追うモードと、全ランナーを表示するモード、全コース(全区間)を表示するモード、それと高低差マップがある。

先頭

全コース

高低差マップ

今年から追加された、この高低差マップは特に秀逸だ。上の例は全コースでの高低差を示したものだが、5区の上りがどれだけ過酷なものかが可視化されて良くわかる。これに比べると、2区の権太坂や中継所手前の坂も大したことはない。

やっぱり、データの可視化は大事。

あと、このWebアプリ、スマートフォン/タブレット向けとしても良くできている。デスクトップ(PCやMac)から同じURLにアクセスすることができる、いわゆるレスポンシブウェブデザインになっているわけではないのだけれど、スマートフォンとタブレットは両方とも同一URLでサポートされている。PCとMacは従来通り、機能ごとのページで同様の機能が提供されているので、実質困ることはない。このような時限イベント向けに古いIEやさまざまなブラウザなどをサポートしてまでレスポンシブウェブデザインにするのはコストに合わないと判断するのはある意味賢明だとは思う。

それにしても、こんなのまで用意されちゃって、私の箱根駅伝観戦スタイルはますます忙しくなる。

日テレで選手が走っている姿を見る。
データ放送で情報を収集する。
スマホ/タブレットで情報を収集する。
TwitterFacebookで情報を収集する。
レース展開に一喜一憂する。
母校以外の選手の情報も見てみる(データ放送やWebで)。
ラジオからの情報も気にする。
テレビに向かって大声で騒ぐ声援する。
Twitter(たまにFacebook)で叫ぶ。

ゴールまで以上を続けなければいけないので、正月三が日の2日と3日の午前中は外出はできないし、観戦が終わった後はぐったりしているし、本当に毎年大変だ。

話を戻すと、選挙にしても、このようなスポーツイベントにしても、この箱根駅伝のように、確実に年々進化を遂げさせていくのは重要だと思う。このような秀逸なアプリに刺激されて、通常のB2Cにしても、B2Bにしても、政府のサイトにしても自治体のサイトにしても、よりよいものを目指して欲しいと思う。可視化というキーワードだけでも、あのサイトのあの情報をこのように可視化させるだけでも全然使い勝手が違ってくるだろうと思い当たるようなものがいくつもあるはずだ。

来年は是非、データをリアルタイムに吐いてみるとか。オープンデータの先駆けになったら、素晴らし い ;-)

ところで、ステマって言われると嫌なので、一応言っておくと、"powered by Google"らしい(多分、昨年とかもそう)。私はまったく関わっていないけど。

さて、明日の観戦に備えて、しっかり寝ないと。