[そのほか] スパムメール

個人のメールアカウントは1994年くらいから使っている某プロバイダのものだが、なんとメール容量が3MBしかない。フリーのGmailhotmailがGBを提供している時代に、3MB。いまや誰も使わないフロッピー2枚分…。

このプロバイダ、90年代前半に安く海外ローミングができるので契約したのだが、いまや個人向けにはビジネスをやる気がまったくなさそうだ。米国ではそこそこメジャーなプロバイダのようだが、日本では私以外に使っている人は今まで1人しか見たことがない。いつ個人向けサービスを停止させられるか、常に冷や冷やしている。

もっと安価でサービスも良いプロバイダに乗り換えれば良いのだが、いろいろなサービスにこのプロバイダのメールアドレスを登録してしまっているので、その変更を考えると、なかなか踏み切れない。クレジットカードの変更を行うのが億劫なのと同じ理由だ。

メール容量は3MBしかないくせに、このプロバイダ宛に送られてくるメールは8割がスパムだ。以前からプロバイダにより用意されているスパムフィルタは使っていたのだが、その設定は「Identify」というものにしていた。この「Identify」、メールのサブジェクトに"POTENTIAL SPAM"と付加してくれる機能だ。スパムと誤識別された場合でもメールクライアント(MUA)のほうで救済できるようにと、この設定にしていたが、誤識別されるケースがほとんど無いことがわかったので、今回、設定を「Filter」にした。「Filter」にしておくと、サーバー上の別領域に保存され、10日間たつと自動的に削除される。

あと、どこで誰がどのように登録したのか知らないが、2日に1度くらい特定のアダルトサイトからメールが送られてくる。検索エンジンで検索してみたところ、このサイト、どうやっても送信を止めることができないサイトとして有名なようだ。間違っても、キャンセルの場合はこちらをクリックしてください、と書かれたリンクをクリックしてはいけない。

今回、プロバイダのメールフィルタ設定を見ていたら、こういうメールに対しては受信拒否設定ができることがわかったので、さっそく設定した。

本当はメール容量を気にしながら、メールを使うのにはもう疲れたので、すべてGmailに転送しようかと考えていた。しかし、このプロバイダの転送設定では「+」の文字が認識されないようだったので、あきらめた。xxxx+providername@gmail.comというアドレスに転送するようにしたかったのだ。+providernameとつけておけば、本来はどこ宛に送られたものかGmailで簡単に検索ができる。残念だが、仕方ない。

とりあえずは、この設定にして様子を見てみることにする。あまりメール環境が改善されないようだったら、再度、策を考えよう。