Life Hacks

GTD(Getting Things Done)という言葉は知っている。その翻訳本である「仕事を成し遂げる技術――ストレスなく生産性を発揮する方法」(はまの出版)も購入してある。ただし、積読状態でまだ読み終えていない。言い訳するわけではないが、多くの人が指摘するように、この翻訳本、訳にやや問題があると思う。ビジネス書の翻訳は読みやすさに問題を抱えるものが多いが、この本は特にその傾向が強い。

このGTDの方法論に則ったものであってもそうでなくても良いのであるが、ここ数日、Life Hacksがマイブーム。特に、IT(デジタルガジェットやオンラインサービス、PC上のツール、アプリケーションソフトの使い方)と絡めたものに食指が動かされる。暇にまかせて(本当はそうじゃないんだけど)、いろんなサイトなどを見てみると、試してみたいTIPSがいっぱいだ。

そうそう。「Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~」というムック本も出ているらしい。今度、買ってみようかと考え中。なんでも、GTDについての解説、Google活用法、そしてマインドマップについても解説されているらしい。まさに私のための本か。

Life Hacksに関するサイトやブログを見て、情報はローカルのPCにためるのではなく、オンラインに格納し、ツールもできるだけオンラインで利用できるものを使うほうが効率的ではないだろうかと思い始めた(いまさら?)。

私などは、いまだにRSSリーダーアグリゲーター)でさえ、SharpReaderというPCで動かすクライアントアプリケーションのものだ。Bloglinesやはてなリーダー、Google Readerなどを使ったほうがもしかしたら便利なのかもとは思うのだが、なかなかそこまで踏み切れない。これは常にノートPCを持ち歩き、そこに日常のすべての情報が詰まっているのと無縁ではないだろう。

このノートPC、ハードは買い換えているものの、中の情報はもう3年くらいいじっていない。ハックしまくって、OSの再インストールをせずにハードのリプレースを乗り切っているためだ。これはシステム的にもどうかとは思う。さらに、今後のことを考えると、自分の情報はすべてオンラインにおいておくほうが信頼性も高いし、PCの乗り換えも容易になるのではないかと思う。

ただ、100%常にオンラインでいられるわけではない。そこで、オフラインのときに唯一使うことのできるキャッシュ化された情報やツールなどがどの程度、使用に耐えられるものかが、自分の環境をすべてオンライン化できるかどうかのポイントになるだろう。

Life Hacksから少し話がずれてしまったが、どうせLife Hacksを行うならば、今までの(自分の)慣習にとらわれずに新しいことにチャンレンジしてみたいと思った次第だ。