エゴサーチ向けサービス

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百式の「名前サーチ」という投稿Naymzというサービスが紹介されていた。

エゴサーチ、という言葉がある。いわゆる自分の名前で検索してみる行為のことだ。

このエゴサーチ、以前の「検索するのはどんなとき?」という投稿で、「見栄の検索」と書いたやつだ。そこで、私は次のようなエピソードを書いた。

この「見栄の検索」というのは私にも見に覚えがある。自分の名前をGoogleアラートで登録しているほどだ。ただ、私の場合は「見栄」というよりも、自分のことを悪意を持って書かれていたり、事実を間違って書かれていることが無いか心配なのが主な理由だ。実は、数年前、あるコンファレンスでセッションのスピーカーを担当させてもらったのだが、そこでの講師紹介で私の大学卒業年は4年ほど古く書かれていた。おそらく私が資料提出時に間違ってしまったものだと思うので、これについては自業自得なのだが、このようなことがこれ以上起こることは避けたい。

Naymzはこんなときに使えるサービスらしい。以下、百式の投稿からの引用。

そしてもちろん、友達や他の人があなたの名前を検索することもあるのだ。

そうしたときに何が表示されるか?それを完全にコントロールすることはできないが、ある程度はNaymzを使えば可能だ。

このサイトでは自分の名前が検索されたときに表示されるプロフィールページを作ることができる。もちろん検索エンジン対策が施されたものだ。

これを作っておけば、検索した人がこのページを見る可能性が高いだろう。しかもそのページには自己紹介から写真、Flickrの写真、好きなページへのリンク集なども作ることができるので、他のページを見ることなく、検索した人はこのページで満足する可能性が高い。

幸いなことに、私の場合は最近実名でブログを行うようにしたので、このブログか会社のブログのどちらもが検索結果の上位に表示されるようになった。そのため、ここのプロフィールやブログの投稿を読んでいただければ、著しく事実と異なる理解をされることはない(だろう)。

私のブログの場合は、ほかのサイトからリンクされたことで、検索結果の上位に表示されるようになったのだが、残念ながらこのようなことが期待できない場合には、このNaymzようなサービスが必要になるのかもしれない。

さらに、このNaymz、すごいことに、検索連動型広告まで面倒を見てくれるらしい。

さらに有料で、あなたの名前が検索されたときに右上に出てくる広告までつくってくれたりもする。

つまり、「固有名詞のキーワード広告」で書いたような自分の名前の広告を出すことが簡単にできるのだ。いたれりつくせりだ。

百式にも書かれているように、「誰かと出会ったときはとりあえず検索。そういう習慣が当たり前になる時代ではどういったサービスが考えられるか」を考えさせられた。

ただ、日本ではまだ実名ブログでさえ少ないようなので、まだここまでのサービスは時期尚早か。