メモ帳(Notepad)によるChangeLog
ちょっと古いが、情報処理学会による「情報処理」2006年4月号に「ChangeLogメモによる自分データベースの構築」というコラムが掲載されている。
ソフトウェア開発の履歴を記録するために伝統的に使われてきたファイルで、ソフトウェアの変更箇所とその日付をファイル上部へ追加していくという単純な方式
である。さらに、これは
- インストールや設定のメモ
- バックアップのメモ
- 実行したコマンドの記録
- 登録しているWebサービスのユーザー名やパスワード
- 生活関連のメモ
- プライベート情報
にも使えるとしている。
このChangeLog、Emacsなどで書くことも多いが、Windows標準のメモ帳でも便利な機能が備わっているのが紹介されていた*1。
Windowsの標準ソフト「メモ帳」には日誌として使うための機能があります。F5キーで現在日時をカーソル位置に挿入することができますし、ファイルの先頭行に「.LOG」と書いておけばファイルを開くたびに現在日時が自動的に挿入されます。
この「.LOG」と書いておくと、ファイルを開くたびに日付が挿入される機能は、サポート技術情報「メモ帳を使用してログ ファイルを作成する方法」によると、Windows 98SEから搭載されているようだ*2。知らなかった。奥が深い。