愛用のモバイルPCが壊れたので

出張当日の朝に愛用のThinkPadが起動しなくなった。あわてて会社から予備の東芝のタブレットPCPortage M200)を持ってきて、出張は事なきを得たが、まだThinkPadは直っていない。

モバイルPCが無いことには、ブログを更新する気にもなれないし、メールの返信も遅れがちだ。そこで、代替のPCを購入することにした。ここずっとThinkPadシリーズを使っているのだが、これはTrackPointとキーボードが気に入っているからだ。特に、TrackPointはもう指になじんでいるので、ほかのポインティングデバイスに乗り換えることは実質不可能だ。

だが、残念なことに、現在のThinkPadのラインアップで欲しいものが無い。Windows VistaのAero Glass対応が期待できるB5サイズのThinkPadが無いのだ。考え込んでしまった。

考えている最中にMacBookが欲しかったことを思い出した。しかし、実際、購入するつもりになって調べてみると、MacBookにBootCampを載せ、Windowsを実行した場合、キーボードに難があることがわかった。そもそもMacBookのキーボードはWindowsで標準的な106/109キーボードではない。たとえば、Ctrl+Alt+Delのキーコンビネーションで必要なDelキーさえないのだ。専用のWindowsキーボードドライバがあるようだが、それを使ったとしても、通常使う106キーボードとの使い分けに苦労しそうだ。ということで、メインマシンとしてMacBookを使うことはあきらめた。MacBookは特別ボーナスが出た時にでも買おう。

結局、考えに考えた結果、壊れたThinkPadとまったく同じ型番のThinkPad*1を中古で購入することにした。こうすれば、ディスクをそのまま入れ替えることで、すぐに以前の環境を復活できる。OSやアプリケーションの再インストールなどの手間も必要ない。

ということで、私の手元には、中古PC屋で購入したThinkPad X31がある。壊れたほうは現在修理の見積もりを取っているところだ。

何かもったいなかったような気もするが、とりあえず前と同じ環境が手間をかけずに復活できたので、私は満足だ。今回が環境を作りなおすチャンスだったのじゃないか、ThinkPad以外を使い始めてみる良い機会だったのではないかという声が聞こえてくるような気もするが、気にしない。