やっぱりiPhone
会う人会う人に、iPod touchが出たけれど、悔しくないかと聞かれる。
いや、まったく。
むしろこれで将来のiPhoneのファームウェアアップデートで日本語入力がサポートされるんじゃないかという期待が膨らむことに。
やっぱりiPhoneのあの高級感はiPod touchにはないし、何と言っても、iPod touchにはiPhoneの持つ重要な機能のいくつかが搭載されていない。iPod touchに搭載されていないものとしては、
- Weather
- Stock
- Maps (Google Maps)
- Camera
- Mic & Speaker
がある。
WeatherとStockはUSのYahoo!をデータソースとしているので、世界的に販売されるものには搭載できなかったのだろう。
Google Mapsが搭載されなかったのは、携帯電話として外出したときに一番使うアプリケーションと考えられたのか。もしくは同じく世界的に販売される際にGoogle Mapsがまだ準備されていない国で問題になったのかもしれない*1。だが、Google Mapsのモバイル版は日本でもいくつかの携帯電話向けに用意されているが、iPhoneのマルチタッチでの操作は秀逸だ。iPod touchのユーザーは後悔することだろう。
iPhoneのカメラは機能的にはシンプルなのだが、撮れた写真の品質がなかなか良い。何も考えずにシャッターを押す*2だけなのだが、暗いところでも想像以上の品質で撮れる。撮った写真をすぐにその場で見れ、マルチタッチで拡大/縮小できるのは便利だ。ちなみに、私は別にこれが重要とは思わないけれど(^^;;;、iPhoneのカメラはシャッター音を消すこともできる。
最後に物理的にスピーカーがあるのも、小さいことだけれど、便利。iPodに入っているビデオや音楽を周りの人に聞かせるときに、スピーカーがあると、すぐに「ほれ」と聞かせることができる。実は、昨日もSteely Danを知らないという若い知人に「ほら、これだよ」と聞かせることができた。これがiPodだと外部スピーカーを用意するか、イヤホンで聞かせなければならない。小さいけれど、結構便利な機能。
ということで、iPod touchはがんばってもiPhoneにはなれない。
Activationの問題やActivationのやり方によってはYouTubeが見れないことだとか、日本で認定されていないために無線LANは無線暗室でしか使えないことなど、そんなことは取るに足らないことだ。orz