スタートアップの脅威の一つは感染症

最近、東京をベースにしたスタートアップのオフィスに遊びに行くことが増えている。

会社によっては、広々としたオフィスにゆったりと席を配置しているところが無くも無いが、多くは人口密度が極めて高い。財政的なゆとりがない(あっても、オフィススペースに資金を回さない)かオフィススペースの拡張が人員増加のスピードに追いつかないのだろう。

このような環境だと、一番怖いのはインフルエンザとかの感染症だよね、と一緒に訪れた友人と話した。確かに少数精鋭で事業を進めるスタートアップにとっては、人材が一番の重要だ。数人の社員がしばらく稼働できないだけでも大変な事態になりかねない。

感染症が怖いのはスタートアップに限らないが、スタートアップで特に心配なのは、人口密度が高いところが多いのと、業務に対するモチベーションが高いのが逆効果となり無理に出社してしまうことが多そうだからだ。

インフルエンザやノロ、O157などの感染症の初期症状を社員全員に理解させ、少しでも疑われる場合には自宅待機。リモートワークを認めておくことがここでも役に立つだろう。罹患していた場合には医者から出社して良いとの許可が出るまでは出社を許さないくらいの強いルールが必要だろう。

何よりも、自分1人の感染が、無理な出社によって会社全体に広がる可能性があることを徹底する必要がある。

そのあなたの行為はバイオテロだから。

これを標語にしても良いくらい。

寒くなってきました。インフルエンザの予防接種はもう済ませましたか?

 


参考:感染症だけでなく、社員の健康管理が企業の経営の根幹にもなってきているようです。

zuuonline.com