モラハラな人との付き合い方

モラルハラスメントにも書いたが、困ったちゃん(死語?)はどこにでもいる。このような人との付き合い方について、養老孟司氏が「超バカの壁」で書いている。この本、言っちゃ悪いが、爺の説教みたいなもんなんで、参考になったなんていうのは癪なんだけど、ここは参考になった。

つかず離れずがいい
 イライラしている年寄りや、宅間ほど極端な人ではなくても困った人というのは一定数います。東大にもいました。こういう人との接し方というのは、つかず離れずということです。
 あまりまともに付き合って向こうの世界に巻き込まれたらえらいことになってしまいます。相手が頼ってきたりもします。あの人はみんなから浮いていてかわいそうだからなどと余計なことを思うと駄目です。
 その一方で完全に突き放すと今度はやけを起こす。その辺の距離感が難しい。そういう人はわがままだから、自分の陣地を広げようとする。それをどうやって最低限で抑えておくかというあたりが一番難しかった。

そうそう。そうなんだ。距離感が難しい。いっそのこと届かないほどの遠くへ行ってしまいたい|行ってしまって欲しいとさえ思うことがある。