あなたはマイミクリクエストを拒否できるか?

マイミクリクエストは知人から「友人かどうかを迫られる」踏み絵だ。

最近、知り合いの間で、マイミクリクエストを拒否できるかという話題で盛り上がることが多い。

  • 知り合いではあるが、友人だとは思っていない人からマイミクリクエストが来た場合、断れるか?
  • 断ったことによって、その後の関係に皹(ひび)が入らないか?
  • そもそもただの知り合いと友人の境ってどこにある?

知り合いの間では、「面倒くさいから、知り合いである限り全部受け入れている」という人と「一度も会ったことなかった場合には断っている」、「知り合いでは会っても、マイミクには入って欲しくなかった場合には平気で断る」という人に分かれた。

マイミクに関しては、もう1つ、人間関係のドメイン(領域)の問題がある。これはあまりほかの人には理解されなかったのだが、私には複数のペルソナがある。会社でのペルソナ、友人に対してのペルソナ、家族に対してのペルソナ。友人や同僚に対しても、細かく分けるといくつものペルソナがある。マイミクに対してだけ日記を公開している場合、それはほかのドメインの知人には知られたくない。もっとわかりやすく言うと、会社での顔は家族には見せたくないし、その逆もしかりだ。できれば、SNSには1つのアカウントでもっと細かいアクセス制御ができる機能が実装されることを期待する。

ところで、マイミクリクエストに関しては、いくつか面白い話も出た。

「ところで、配偶者からマイミクリクエストが来たら、どうする?」
「あ、うち来て、受け入れましたよ」
「えー、俺は嫌だなぁ」

確かに、配偶者からのマイミクリクエスト、究極の踏み絵だろう。もっとも家族外でのペルソナを見られたくない相手かもしれない。

もう1つ面白いネタを先輩から聞いた。
「息子にマイミクリクストを出したんだけど、拒否された」

お気持ちお察しします (^^;;;;

参照:情報処理2006より「SNSの現在と展望」 - 後日書いたSNSのアクセス権について考察