日本の有名企業のPageRank
PageRankとはグーグルが採用しているWebページの重要性を測る指標だ。これについては、すでにいろんなところで説明がされているが、Wikipediaの説明が簡潔でわかりやすい。
GoogleはこのPageRankを用いて、検索結果の重み付けを行っているのだが、利用者はPageRankはGoogleのツールバーを入れることで取得することができる。今回はその部分を自動化し、日本の有名企業のWebサイトのPageRankを調べてみた。調査対象の企業は、前回Webサーバーの種類を調査したときと同様、日経225を用いた。
PageRankの分布と平均値
全225社のPageRankの分布は次の通りだ。
PageRank | 社数 |
---|---|
3 | 1 | 4 | 14 | 5 | 79 | 6 | 98 | 7 | 29 | 8 | 4 |
平均値は約5.68となった。日本でトップのアクセス数を誇るYahoo!*1ですら、PageRankは8留まりなことを考えると、PageRankが8を持つ企業が4社もいたのは立派なことかもしれない。
業種別の傾向
業種別の傾向は以下のグラフの通り。
感覚的な判断であるが、一般消費者に身近な会社のほうがPageRankが高くなっているように思える。これは想像していた通りの結果だ。ただし、業種によっては母数が少なすぎたものもあったので、この数字の信憑性は必ずしも高くない。