うんこはうんこだからうんこと言おう
ダメ出しは公衆の面前ではなく、裏でこっそりやりましょう | ihayato.書店
ちょっと話題だったらしい。読んでみた。
たとえば面白いアプリを紹介するとして、「これ、コンセプトはいいんだけれど、UIがいまいちだなぁ」と思うことがあったりします。
そんなときは、ブログではUIについてのダメだしは、どれだけ書きたくなっても口をつぐむことにしています。何らかの事情でどうしても書いておきたい場合でも、せいぜい「リリースしたばかりのこのアプリ、新し物好きの方はぜひ試してみては?」とやんわり濁す程度にとどめておきます。
で、気になった部分は、別途アプリの開発者の方にフェイスブックなどでメッセージをお送りするようにしています。「記事書かせていただきました!面白いアプリですねー。触ってみて個人的にユーザーとして気になった点があったので、ご参考までにお伝えしておきますね。……」といったテンプレですね。
以上のようなことが書かれている。
意図的かどうかわからないが、この記事では対面での叱責とネット上でのレビューを一緒にしている。
対面でのネガティブなフィードバックは慎重さが求められ、公衆の面前で行うことは多くの場合勧められない。それはこの筆者の言う通り。
だが、ネット上での商品レビューのようなものは思ったことを言うべきだ。
要は、うんこなものはちゃんとうんこと言わなきゃいけないのだ。
自分がうんこなことに気づいていなくて、美味しいおはぎだと思っているうんこがいたとする。この場合、君はおはぎじゃなくてうんこだよと言ってあげなければいけない。
頑張ったら、鳥山明が描くあられちゃんがびゅ〜んとやってくるときの手のひらに乗っているうんこにはなれるかもしれないが、所詮うんこだ。美味しいおはぎにはなれない。
これが、全身うんこなわけではなくて、綺麗なお姉さんのスカートにうんこがついてしまったというんだったら、そっと耳元で「うんこがスカートについていますよ」とそのお姉さんに教えてあげれば良い。
けど、もううんこな場合にはうんこと言うしかない。本人の努力に関係なく、うんこな場合はうんこなんだ。
しかも、これは公衆の面前で言うべきだ。
考えてみたら良い。美味しいおはぎと勘違いしてしまうようなうんこをそっとうんこだけに教えても、美味しいおはぎと勘違いしていうんこを食べてしまう可能性のある被害者は救えない。
うんこは大声でうんこだと言わなければいけない。
というようなうんこな記事をうんこが考えてみた。