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HTML5 Conference 2016

昨日は、HTML5 Conferenceに参加した。初回から連続して基調講演を担当させて頂いているのだが、昨年にGoogleを辞めてからはWebばかりを追っているわけではないので、今回はどのような話をするのか悩んだ。 事前に、html5j代表の吉川さんや矢倉さん、同僚の…

地方自治体公式サイトのスマートフォン対応

日曜日のHTML5 Conference 2015でも披露したデータだが、日本の地方自治体公式サイトのスマートフォン対応状況を公開する。本当は人口や世代別人口だとかスマートフォン普及率だとかとの相関も見てみたかったのだが、それは折を見てまた。 スマートフォンの…

ネイティブアプリ活況下でのWeb

ネイティブアプリかWebかという議論はここ数年ずっとIT業界を賑わしているが、昨秋、米国においてタコベルがサイトでの店舗案内やメニューの掲載を止め、(ネイティブ)モバイルアプリケーションのダウンロードを促すということを行った。 実際にはネイティ…

企業のWebサイトが用いるWebサーバーの日米比較

以前、日経225に含まれる企業が外向きのWebサイトに用いるWebサーバーの種類を調査し、このブログで公表していた。「定点観測」と評していたのだが、最後に調査を行ったのはもう5年前になる。 定点観測:日経225に含まれる会社が採用のWebサーバー 2009年夏…

ブラウザストレージ技術とプライベートブラウジング(改訂版)

4年前に HTML5のストレージ技術とプライベートブラウジング - Nothing ventured, nothing gained. という投稿をした。ブラウザのストレージ技術であるWeb SQL Database、Local Storage、Session Storage(いずれもWeb Storageで規定)のそれぞれが各ブラウザ…

Facebookアカウントで別サービスを使う時はまず自分だけに公開しよう

Facebookのアカウントで変なサービスやアプリケーションと連携し、恥ずかしい投稿を繰り返してしまっている友人へ。 OAuthを使うことでFacebookなどのソーシャルメディアアカウントで別サービスにもログイン出来る。いくつものアカウントを管理するのが面倒…

Gmailのクイックリンクでメールをさばく

知り合いに教えたら喜ばれたので、ここでも共有。みんな使っていると思ってた。 多くのメーリングリストに登録していたりすると、自分宛てだけのメールを読みたいこととかもある。また、24時間以内に送られたメールの中から目的のメールを拾いたいこともある…

reply-toのすゝめ

ほげほげ協議会だとか、げほげほ検討会などというものに所属していると、定例の会合の連絡が送られてくる。以下のようなテキスト部分を埋めて、所定のメールアドレスまで返信せよという方法で出欠確認を行なっているところが少なからずある。■返信先 返信先…

これであなたもソーシャル断ち

ソーシャルメディアは人々の生活を変える。旧友と再会したり、ネット上の有名キュレーターにより常に最新の情報を得られるのもソーシャルメディアのおかげだ。ソーシャルメディアで実現できたことは数えられない。だが、ふと気づくと、特に何をするでもなく…

Mac/PCからのAndroid上のブラウザのリモートデバッグのまとめ

スマートフォンやタブレットが主流になりつつあるが、それらモバイルデバイスでWebのデバッグするのは楽ではない。User Agent文字列を変更してモバイルデバイス上のブラウザの振りをしたMacやPCのブラウザからデバッグする方法もあるが、モバイルデバイスの…

WebKitに縦書きパッチを提供するか、W3Cにテストスイートを提供することでお金が貰えるぞ!

「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会」*1の「電子書籍関連分科会」が「次世代Webブラウザを利用した縦書きテキストレイアウトに関する表現の標準化のため、課題抽出のための調査支援者」を募集している。次世代Webブラウザを利用した縦書…

サイトサーチアナリティクス

サイトサーチアナリティクス アクセス解析とUXによるウェブサイトの分析・改善手法作者: 清水誠,池田清華,UX TOKYO出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2012/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 86回この商品を含むブログ (4件) を見る…

なんとMicrosoftがWebKitにパッチを提供

こんな時代になるとは、ちょっと前まで考えられなかった。Microsoft*1がWebKitにパッチを提供した。Microsoft offers patches to WebKit to aid touch compatibility | Ars Technica にそのニュースが解説されているが、Microsoftが提供したのは、Pointerイ…

利用者視点で見るレスポンシブウェブデザイン

最近、個人的に不便に感じているのが、同じコンテンツにも関わらずアクセスするデバイスに応じてURLを変えているコンテンツだ。スマートフォンからのアクセスだと、"m"*1などの文字が前後いずれかに付与されたURLなどにリダイレクトされる。そのデバイスから…

IPv6統計データ

5月中旬の総務省の研究会で、Googleは次のように報告した。 IPv6 Statisticsでは、国別の比率も世界地図で色分け表示している(以下の数字は、いずれも記事執筆時点のもの)。これによれば、導入率が最も高いフランスが4.68%、次いでルーマニアが2.97%でそ…

Webの未来とブラウザのこれからをデバイス連携から考えた

先日、ブラウザ技術について友人と話す機会があった。いろいろ、本当にいろいろな話をしたのだが、ブラウザとデバイスの連携についての話でも盛り上がった。Device APIと言われるような機能を始め、Gamepad APIなど、さまざまなデバイス系のAPIが提案され、…

Facebookでスパムアプリだと騒ぐ前に

Facebookで「許可もしていないのに、勝手にアプリが投稿している」と知人が言っていたので、調べてみた。Facebook上でアプリの動作を開始する際に、次のようにアプリはあなたのFacebook上の情報にどこまでアクセスするかとFacebookでどのように振舞うかを確…

運命に翻弄されたIPv6

「IPv6の利用が広がれば,あらゆる人や街が有機的にネットワークにつながる。このような世界を実現することにかけては,日本企業が一番だ。IPv6への取り組みで先行すれば,インターネットで独り勝ちしている米国を追い抜くこともできる」。2000年12月18〜19…

はてなが好きだ 〜 ダイアリーとブログの狭間で 〜

私は はてなが好きだ。前職のころ、当時近藤さんの書いた「『へんな会社』の作り方 常識にとらわれない『はてな』の超オープン経営」という本を読んで、えらく感銘を受けた。多くの情報を外部に対してさえ共有することの背景や技術者が自由に開発するための…

Twitterのお気に入りはなんのため

未だにTwitterのお気に入り(Favorite)の使い方を決めかねている。Twitterだけではなく、ブラウザのブックマーク/お気に入りも基本的には使い方は2つある*1。永続的に記録したいものと、一時的に記録しておきたいものだ。後者は「後で読む」的な使い方と…

IPv6への投資を無駄にしないために

2000年代前半にe-Japanという国家主導のIT戦略があった。世界トップのIT国家とすべく高速インターネットの世帯普及率を高め、電子政府システムや各種ネットサービスを充実させることを目的とした。森元首相が所信表明演説でITを国家戦略の柱にするとしたこと…

レイヤー越えが出来ない人たち

物にはそれぞれの役割というものがある。 もちろん、本来の役割を超えて利用されることもある。可能性は無限大だ。だが、ある物に固執し、本来ならば他の物で対応されるべきものまでをも無理に対応しようとすることは褒められたものではない。コンピューター…

すべてのWebはアプリケーション化する… ということはない

静的な情報の送受信から始まったWebはAJAXという技術革新を経て、今アプリケーションとしてのプラットフォームとなり、その中で動的な対話性が重視されるようになっている。これが、私なども良く言う、現在のWebの状況だ。HTML5が出てきた背景もこれにある。…

ソーシャルメディアにおける対称性と言論空間としての特性

自分が積極的に利用するソーシャルメディアとしては以前はTwitter一辺倒だったが、今はTwitter、Facebook、Google+をそれぞれ使い分けている。もともと、Twitterしか使っていなかったというのが原因ではあるが、それぞれの特性が自分なりに見えてきたことも…

Google Developer Day 2011東京の基調講演におけるChrome/HTML5部分の補足

11/1のGoogle Developer Day 2011東京にご参加いただいた方、お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。私が担当したChrome/HTML5の基調講演部分の補足をします。 WebGL WebGLが普及期に入ったと私が発言したのに違和感を覚えた方もいらっしゃる方もい…

ソーシャルネットワークにおける地理情報中心のコンテキスト

前回のソーシャルネットワークにおける2つのコンテキストで書き忘れたことがある。ソーシャルネットワークではトピック中心と人中心以外のコンテキストとして、地理情報を中心としたコンテキストがある。地理情報を中心としたコンテキストとは、ある地域周…

ソーシャルネットワークにおける2つのコンテキスト

Twitter、Facebook、Google+といくつかのソーシャルネットワークが登場しており、それぞれ利用も広がっている。Twitterを好きな人からはFacebookを好きになれないという声が聞かれるし、Facebookのヘビィユーザーの中にはTwitterの用途はもう限定的になった…

ドライブのおともにAndroid

ちょっと前までヘビーiPhoneユーザーだったのだが、年末に愛用のiPhoneが入水自殺したのを機にAndroidを使うようになった。まず、使っていなかったHTC MagicであるGDD Phone*1を復活させ使い始め、その後Nexus Sにアップグレード。1年半以上前のGDD Phoneで…

Google Developer Day 2010 Japan基調講演ビデオ 分割版とそのプレイリスト

思えば短い運命だった。今朝ほど公開したGoogle Developer Day 2010 Japan基調講演ビデオの目次。もう必要無くなった。何故なら先ほど分割版が公開され、そのプレイリストも提供されているから。Google Developer Day 2010 Japan基調講演ビデオ 分割版とその…

Google Developer Day 2010 Japan 基調講演ビデオ

Google Developer Day 2010 Japan 基調講演のビデオがYouTubeにアップロードされた。1時間45分を超える長尺ものなので、見出しを作ってみた。各パートの開始時間のリンクをクリックすると、YouTubeがそこから再生するようにしている*1。 アタックビデオ The …

W3C Geolocationのしくみ

第9回 HTML5とか勉強会のLT (Lightning Talk) で"Behind the Geolocation"と題して話をさせてもらった。そのときのスライド。

Google I/OでのHTML5関連アップデート

そういや、だいぶまえだけど、第7回 HTML5とか勉強会で話したときのスライドもここに貼っていないことを思い出した。これ。

OpenSearch Description DocumentによるChrome検索エンジンの自動登録

昨日のChrome Omniboxでの検索で解説したOpenSearchに準拠したサイトが自動的に検索エンジンとして登録される仕組みであるが、Chromium.orgのTab to Searchに実際のサイト側に必要となる作業について書かれている。まず、サイトはOpenSearch Description Doc…

Chrome Omniboxでの検索

知られていると思ったら、そうでも無かったので、ここで紹介しておこう。 Omnibox Google Chromeでは専用の検索バーを用意する代わりに、通常のブラウザではURLを入力するアドレスバーを用いてさまざまな検索を行うことが出来る。この多機能アドレスバーのこ…

HTML5のストレージ技術とプライベートブラウジング

Web SQL Database、Local Storage、Session Storage(いずれもWeb Storageで規定)のそれぞれのストレージ技術が各ブラウザのプライベートブラウジングモードで使えるかを試してみた。 プライベートブラウジング プライベートブラウジング機能はWebの閲覧記…

HTMl5 CanvasでColor Cycling

また、魅力的なHTML5デモが公開された。その昔、Color Cyclingという技術があった。PCのビデオカードが256色しか同時に利用出来ないときに、その256色を動的に素早く切り替えることで多くの色を使えるようにする技術で90年代初頭まで多く使われていた。参照:…

DOM Storageという名前

Local StorageとSession Storageという2つのストレージ機能から構成されるWeb Storageは従来DOM Storageと呼ばれていた。どうしてDOM Storageと呼ばれていたのかずっと疑問だったので、調べてみたところ、以下のような記述を見つけた。 What's with the name…

ソーシャルDRM

HTML5などのWeb標準技術で現状簡単には対応出来ないものの一つがコンテンツの著作権保護だ。HTML5のビデオやオーディオ要素についても一時騒がれていたコーデックの統一などはWebMの登場などもあってだいぶ落ち着きつつあるが、著作権保護、すなわちDRMにつ…

Twitterの非公式RT(引用付き返信)への違和感

今朝ほど、以下のブログを読んだ。Twitterの非公式RTに関するものだ。いい加減、非公式とか公式とか、どうでもいいやと思わないこともないこともないのだが、やっぱりいろいろと考えるところがあるので、コメントしてみよう。 非公式RT(文中にRTって入って…

適切なUA判別によりUIを変更すべきケース

マイクロソフトの日本語のトップページを訪れると、次のようなリンクとオーバーレイでウィンドウが表示される。 IE8へのアップグレードを勧めるのは当たり前なので、そこにケチを付けるつもりは無いのだが、問題はこれがWindowsからIE8を使っている場合にも…

「続・ハイパフォーマンスWebサイト」を差し上げます

「続・ハイパフォーマンスWebサイト」が2冊ほど手元にあります。身の回りの欲しいという人にはあげてしまったので、ほかに欲しい人がいたら差し上げます。 2名以上いた場合は私の独断と偏見および抽選で。希望者はTwitterでtakorattaまでWebへの愛のメッセー…

「続・ハイパフォーマンスWebサイト」に書かれたWebSocket記事への更新

「続・ハイパフォーマンスWebサイト ―ウェブ高速化のベストプラクティス」というオライリー・ジャパンの書籍の付録に「Web高速化に対するGoogleのアプローチ」と題して、記事を執筆させてもらった。この「続・ハイパフォーマンスWebサイト」はタイトルの通り…

Facebookにおける日本語表記の名前登録

だいぶ前からになるが、Facebookにログインすると、日本語の名前での登録が促される。ソーシャルネットサービスにおけるエンティティのグローバリゼーション で次のように書いた。 本来ならばメタ情報として、ある言語で名前やプロフィールを書き、オプショ…

ソーシャルネットサービスにおけるエンティティのグローバリゼーション

以前にもFacebookの日本進出についてコメントを求められた時に言ったことがあるのだが、グローバルなソーシャルネットサービスにおけるエンティティの名前空間設計は難しい。 インターネットやグローバルなSNSというのは、ボーダーレスなコミュニケーション…

Twitterの公式Retweetの利点

TwitterのRetweet(RT)について考えてみるで紹介したような形でTwitterの公式Retweetが導入されている。正式導入された公式Retweetはすでに多くのユーザーに利用されているのだが、改めて整理してみる。 同一のRetweetはまとめられる Retweetは、TL(タイム…

短縮URLについて再び

短縮URLのリスクと対策 で書いたように、短縮URLの気持ち悪さを常に感じている。それは書いたようにセキュリティ上のリスクを感じているからでもあるのだが、正直、フィッシングサイトやマルウェアを踏んでしまう可能性というのは、ブラウザやOS側できちんと…

TwitterのRetweet(RT)について考えてみる

TwitterがRetweet(RT)の公式サポートを考えているのは周知のことだと思う。もうすぐ公式サポートになりそうなのだが、非公式で利用されている現在と違ったものになりそうだ。一番大きいのはコメント付のRetweet(RT)が許されなくなるのだが、それに対して…

HTML5 Hackathon - HTML5 3Days Tech Talk & Hackathon

HTML5は相変わらず話題豊富だが、今回、HTML5-Developers-JP主催でHTML5のTechTalk(技術説明会)およびHackathonを行うことになったので、ここでも告知。奮ってご参加ください。TeckTalk2回(各回とも同じ内容です)とHackathonの申し込みは別々なので、お…

軽井沢とクラウドの奇妙な一致

ホイチョイプロダクションが1983年に発表した「見栄講座」。バブル期を象徴するような本とも言われるが、シニカルにスノッブを笑い飛ばす、そのブラックなユーモアが私は好きだった。その「見栄講座」の中に軽井沢をテーマにした一節がある。 軽井沢というの…

ソーシャルアプリケーションのオプトイン

「MobsterWorldのTwitter上での宣伝に見るOAuthの課題」で書いたように、TwitterにOAuthでアクセスするアプリケーションはユーザーにその許可を求める。つまり、オプトイン形式になっている。ソーシャルウェブはソーシャルグラフを抱えるSNSサイトとそれに機…